先ず始めに定義しておくことは、
「スペランカーはアーケード版だけクソゲー」MSX版やFC版も、まぁ見方によってはクソですが、ACよりマシです。
というかスペランカーをクソだクソだと罵ってる奴は十中八九プレイしてないんで、無視してOK。
普通に面白いゲームですよ?スペランカー
とりあえずNESロム起動してやってみれ。
ココでちょっと本題から外れて、スペランカーの生まれについてちょっとばかり薀蓄をたれてみます。
スペランカーの開発元は、かの有名な
ブローダーバンド社。何?ブローダーバンドを知らない?
貴様それでもゲーマーか!FCからやり直して来い!
これまたクソゲーというレッテルを張られている
バンゲリングベイの開発も、ブローダーバンドです。
なんでバンゲはクソゲーなん?ねぇ、なんで?
普通に面白いよ?バンゲ。
バンゲの詳しい話は
ココをクリック!クリックしてない人のために言っておきますが、バンゲが元でかの有名ゲーム、
シムシティが生まれたのですよ。
で、スペランカーに話を戻します。
スペランカーはご存知の通りアクションゲームですが、単純な面構成と、当時(1984年)のAIプログラミングの限界もあって、パターン履行が出来れば比較的簡単にクリアできてしまうゲームでした。
しかし、当時のアーケードは明確な終わりを設定してあるゲームがほとんど無く(ドルアーガの塔が恐らく最初)、クリアすると最初に戻る無限ループが主でした。
で、簡単にクリアできる+無限ループの答えは
いつまで経ってもゲームが終わらないということ。
それを回避するために、スペランカーの主人公は僅かな段差=僅かなミスでも死亡するように設定されたわけでした。
決してティム・マーティンの暴走とか、遊び心が間違った形に出力された結果でもなくて、あのひ弱さは
計算された弱さだったのです。
では何故アーケード版だけクソゲーなのか。
ここまで来れば、賢明な読者諸兄はお気づきでしょうが・・・
その僅かなミスさえ起こさないほどの、完璧なパターン履行をマスターしてしまえば、
スペランカーは無限に周回できるということ。それはつまり、次にやりたい人がいつまで経ってもできない、お店のインカム(収入)もガタ落ち。
おまけにやってる本人も、
いつまで経っても帰れない。それ故、
アーケード版だけクソゲー。まぁ捨てゲーして帰れよって話になりますがね。
当時は捨てゲーなんて概念もまだ無かったでしょうし、致し方ないといったところかな。
どぅーゆーあんだすたん?
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